2013年12月16日月曜日

原発の恐怖は続く!1~3号機の燃料プールはまったく手付かず!

福島第一原発の4号機プール内にある核燃料の移送作業は、現在のところ、順調?に進んでいるようだ。


そんな中、大衆誌の「アサ芸プラス」の記事が話題を呼んでいる。


「現場作業員が独占激白!福島原発4号機 『燃料棒取り出し』の凄絶実態!」と題した記事の中で、福島第一原発の取材を続けている八木澤高明カメラマンのコメントがかなり、衝撃的な内容となっている。



「福島原発が水素爆発した際、何号機のものかは定かではないが、燃料棒の一部が敷地の中に落ちていた。しかし非常に線量の高いものでしょ。では、どうしたかというと、遠隔操作のブルドーザーで運び、瓦礫と一緒に原発のそばを流れる川の河川敷に埋めてしまったというんですね」


これはなんのことを意味するかおわかりだろうか?


多くの専門家がみるに、この燃料棒というはどうやら、3号機が爆発した際に、3号機の燃料プールから、飛び出した燃料棒の一本ではないかとみられていることだ。


いま、国民の意識は、移送作業が行われている4号機の燃料プールにだけ注視されているが、実は、使用済みの燃料棒を保管しているプールは4号機だけではない。


もちろん、1~3号機にもあった(!未確認)はずなのだ。


しかし、あまりにも、放射線が高線量であるため、人が近づくことができず、現在、その存在が詳しくわかっていないのだ。


また、3号機のプールもろとも爆発したという事実については、現在にいたるまで、東電や国は否定的だが、これについて、ブログ「院長の独り言」さんが興味ある見解を示している。




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そもそも、この3号機周囲は1000mSv/hrのがれきで示したように、超高レベルの汚染汚染があったところです。この汚染の原因は、何度も述べたように、3号機燃料プールの核爆発が原因だと思われます。


この際に、燃料ペレットがばらばらに拡散して、3号機周囲を中心に拡散したと考えると最もつじつまが合います。たとえば、この爆発で大きな穴が空いたタービン建屋は、3号機タービン建屋の大穴・・高線量のガレキでは?で示したように、単なる屋根を建屋に載せるだけで、10mSvもの被曝をしてしまいました。


そして、燃料ペレットの片割れと思われる物質も20キロ以上離れた楢葉町で見つかっています。この物体の物性を見れば、簡単にわかるはずですが、この物質は東電に持ち込まれ、未だに分析されていません。


そもそも、東電は2011年の6月に1F-3号機1階の状況分析 公開動画からで示したように床の汚染を測定(核分裂生成物などの物性)しているにもかかわらず、未だに発表していません。つまり、発表できないのです。

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アサ芸プラスの記事ではさらに、社会部記者の言葉を引用して、



「1号機の使用済み燃料プール内にある燃料棒70体が東日本大震災前から損傷していたことがこのほどわかりました。1号機プール内に保管されている使用済み燃料は292体で、その約4分の1に相当する。



損傷した燃料棒を取り出す技術は確立しておらず、2017年にも始まる1号機の燃料棒取り出し計画や廃炉作業は困難を極めます。事故前から損傷していた燃料棒は1号機プールの他にも2号機プールに3体、3号機に4体、4号機に3体の計80体あった。


しかし、震災後は、1~3号機は線量が高すぎ誰も近づけず、もはやこれらがどうなったかも、はっきりしたことは言えないのです」


つまり、ことほどさように、福島第一原発の原子炉内&プールにある燃料棒の状態はわかっていない。


4号機のみ、現在は語れているが、それは、東電と国が唯一、手を施せる場所であって、単なるプロパガンダにしかないものだ。


そもそも、損傷を受けている燃料棒はどうするか、プランも手段もないのだが・・・。


こんな状況の中、原発再稼動など、絶対ありえるはずはない!


2013年12月10日火曜日

新たな津波の危機を専門家が警告!~南海・東海地震だけではない

安倍政権による秘密保護法の強引な成立でドタバタしている内に、地震の専門家から、津波について、心配な情報が届けられた。


情報の送り主は、このブログではおなじみの立命館大学歴史都市防災研究センターの高橋学教授だ。


高橋教授によると、いま津波が一番心配されている南海(東海、東南海)地震だけではなく、意外なところから、日本列島に、大津波が襲ってくる可能性があるというのだ。




いま、西南日本では、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが潜り込んでいることはよく知られている。


しかし、そのフィリピン海プレートの南側に太平洋プレートがあり、フィリピン海プレートの下に潜りこんでいることは、忘れられがちだ。


フィリピン海プレートの移動速度は、以前のまま、4cm/年の速さで沈みこんでいる。


「しかし」だ!


東北地方太平洋沖地震以降、太平洋プレートの移動速度が10cm/年から、一挙に30~40cm/年にまで上がっていることは、あまり知られていない。





その結果、最近、西南日本太平洋遥か沖のフィリピン海プレートと太平洋プレート境で、M4~6の中規模地震が頻発している。(24時間で1回程度)。


高橋教授は、ここを震源とする大規模な地震が起きた場合、日本列島では揺れはたいしたことはないが、津波を発生させるが危険性があると指摘する。


場所は日本列島から800~1000kmのところで、津波到達時間はおよそ60分


十分に日本の海岸線の地域に被害を出しうるクラスの津波が、押し寄せることが想像できるわけだ。


注意しなければならいのは、震源が遠いため、揺れをあまり感じないことだ。


揺れを感じない地震だけに、1時間などはあっという間に経ってしまうことだろう。気付けば、目の前に、東北の悪夢がまた、展開されるなど、けしてあってはならない。


こうした地震は「津波地震」とも呼ばれ、実際、過去、明治三陸沖地震(1896年)や、チリ地震(1960年)では、揺れがほとんど感じなかったのに、日本列島に津波が押し寄せ被害をだした。






ちなみに、現在でも、世界的視点で見渡せば、南極とアルゼンチンとの間のM7.8の地震や、パプアニューギニア西部のM6.4の地震前にも、前兆とみられる地震が起きている。



高橋教授は、視野が狭すぎると災害になる地震を見落としかねないと警鐘を鳴らしている。